鉄馬絆乃会!
- 2016/08/05
- 09:31



蚊取り線香
奈良時代に「蚊火」といい、松や杉の葉で煙をモクモクとくゆらせて蚊を追い払う火の事で、国内最古の万葉集に記述されています!
当時、殺された鬼の死体が蚊になり、たたりで人を刺すと言い伝えられ恐れられていました!
江戸時代に庶民に広まった正月の羽根つきは羽根を蚊の天敵のトンボに見立て蚊に刺されないように願う意味があったようです!
水田が多い日本では蚊に苦労してきましたが1890年(明治23)「金鳥」の商標で知られる大日本除虫菊の創業者が仏壇に供える線香からヒントを得て殺虫効果がある除虫菊を練りこんだ香取線香を開発しました!
当初は20㎝の棒状で40分ほどで燃え尽きましたが後に75㎝の渦巻き状が誕生して約7時間持続し一晩の就寝時間に合うようになったことで大ヒットし昭和初期に普及しました!
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